2021年12月22日
乗車・降車のトレーニング【通所リハビリテーション】
乗車・降車のトレーニング
~在宅復帰を目指す・手助けする真のセラピスト~
通所利用者の皆さんは色々なトレーニングを行っています。
今回は家族から困っている旨を聴取できたため、困り事を解決していきます
乗車や降車が困難な高齢者は多いのではないでしょうか?
① 狭い空間への移動。
② 手すりがない
③ 車いすの位置がわからない
上記のような問題が多いと思います。その3つの事を解決していきます
1狭い空間への移動
狭い空間への移動では背骨の柔軟性が重要になってきます。狭き空間に身体をあわせる事ができるか?
身体を小さくする事ができるか?という事になります。背骨に柔軟性があれば丸くなれるため、狭い空間へ移動が可能となります。リハビリでは背骨の柔軟性を獲得するトレーニングも行っています
2手すりがない
車には手すりはありませんので、手すりを代用できる部分を応用していきます。
例えば、窓ガラスをオープンにしてドアを捕まえる。助手席の頭部部分を捕まえる。もしくは臀部から乗車することで介助やりやすく安心です。手すりがなくても代用する事で可能となります
3車椅子の位置
個人の能力によって車いすの位置が変わります。能力が高い方は車に対して垂直。脚の筋力が弱い方は真横に位置したほうが良いです。
上記の事を踏まえてH様のトレーニングしていきます
どこに乗車するのか確認しています
助手席に?後部座席?の確認をしています
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今回は後部座席への要望だったため準備していきます
足の位置確認です。
立ち上がり後、確認した足の位置や把持できる物を把持します
座位時ではゆっくり着座を
車への乗車や降車はポイントを知る事と、本人の現存能力を発揮する事により意外とできる場合があります。乗車や降車への不安があればトレーニングを行い解決できるように支援行ってまいります。
今後もトレーニングを行い良いリハビリを追求し、喜びのある生活を最大限支えます
作業療法士・理学療法士・言語聴覚士・介護福祉士の職員で開催。
職員一同
「知識を磨き、和を大切にし、愛情豊かな心でその人らしい喜びのある生活を
最大限支えます」
をモットーに熱くリハビリを行っていきます。
浮腫にお悩みがある方は連絡お待ちしております。
※コロナ対策として勉強会前に手指手洗い・アルコール消毒を行っています。
また園内の換気の実施とコロナウイルスを撃退すると言われている
オゾンの機器を数台設置し、対策を常に行っております。