2018年01月30日

看取り委員会勉強会!

平成30年1月24日(水)・25日(木)西原敬愛園で看取り委員会勉強会を行いました。

その様子を報告します!

西原敬愛園では平成21年から老健(介護老人保健施設)での看取り【ターミナルケア】を行っております。
これまでも外部講師を依頼し、看取りについての勉強会を行っておりましたが
今回の勉強会では当施設の看取りの手順や、経過報告を行いました。

看取り委員会勉強会!

看取り委員会勉強会!

看取り委員会勉強会!

看取り委員会勉強会!

看取り委員会勉強会!

看取りの手順、連絡網の確認、老健での看取りをすることの理由、エンゼルケアセットの使用方法の説明、保管場所の確認しました。

現在、当施設ではエンゼルケアは一定の職員が対応することが多く、新人職員は経験が少なく戸惑うことが多少ながらあります。
西原敬愛園で看取りを希望する全てのご利用者がその人らしい最後を迎えられるようなケアができるよう、全職員で今後も勉強していきたいと思います。

看取り委員会勉強会!

また、当施設では看取りを行った1~2週間以内に、関わった職員が意見を共有する
【振り返りカンファレンス】を行っています。
その中より一部、紹介致します。

看取り委員会勉強会!

【これまでの振り返りカンファレンスより】


・病気が重症化しても、病院での治療を拒み、常に頑張りやで前向きに自分でできる事を頑張っていた。
最後まで自分なりの園生活を送り頑張れた事に、本人の自己決定権の大切さを感じました。

・敬愛園で最後を過ごしたいと選択してくれたのは、我が家のように慣れ親しんでくれたからだと思う。
スタッフとご利用者の関係について、改めて考えさせられた。

・始めは看取りの経過もわからずご家族の不安も強かったが、その都度説明し、最後には安心された良い看取りだったと思う。

・初めて看取りを体験し、死生観について考えさせらました。。だんだん食事が摂れなくなり、呼吸状態が悪くなり、老衰だと理解しました。玄関までお見送りした際に御家族から「最後まで丁寧な対応していただきありがとうございました」と言われその言葉が心に残っています。人の死に関わる仕事なので大変ですが、人生の最後に関わるという意味では貴重な体験をさせてもらっていると感じた。

・看取りの期間が長く、ご家族とたくさん話すことができて、信頼関係が築けたと思う。息子さんに「本当にやることはないのか」と言われたことが印象に残っている。私達が最後にできることは何か考えながらこれからもご利用者と関わっていきたい。
      



Posted by 西原敬愛園 at 12:16 │委員会活動勉強会