リハビリProfessional勉強会 【第4弾!!AAC(意思伝達装置)編】

西原敬愛園

2022年02月01日 11:28

リハビリProfessional勉強会
~在宅復帰を目指す・手助けする真のセラピスト~

前回はリンパについての座学や実技を行い、リンパの役割やリンパの大切さ、

浮腫の原因等を学びました。今回はAAC(意思伝達装置)の勉強会です。



意思伝達装置って聞いた事ない方が多いと思います。

意思伝達装置とは、声を通してコミュニケーションが困難になった方が必要とされる

装置です。

例えば、脳梗塞で相手に思いを伝える事が出来なかったり、

声質が聞きづらく聞き取りが難しい方だったり、

舌の動きが鈍くて何を話しているのか分かりにくいなど。

色々とコミュニケーションでの障害を取り除いてくれる、障害の壁を無くしてくれる、

そんな機器です。



コミュニケーションが難しくなった方への導入方法や、機器の種類。

障害の重症度に合うスイッチ等の知識の共有を行いました。

意思伝達装置機種

【レッツ・チャット】



【伝の心】



【トーキングエイド】




【レッツチャット】は重度なコミュニケーション障害を持った方が対象となり、動きのある

部位でスイッチを操作してコミュニケーションを取ります。

【伝の心】レッツチャットとコミュニケーション手段は同じですが、パソコンなのでTVを

みたり音楽を聞いたり、ゲームをしたりが可能です。

【トーキングエイド】は比較的簡易で、子供から高齢者まで使用出来ます。ボタンを

押すだけで単語を作成し読み上げまで可能です。装置だけではコミュニケーション

できませんが、スイッチを取り付けることで可能となります。

スイッチにも少し触れておきます。



大きなボタンを押すことによって意思伝達装置のスイッチが入り、文字入力が

出来ます。

またボタンだけではなく、息を吹きかけるだけでスイッチ入力する事も

可能です。



今回は意思伝達装置についての知識を共有いたしました。

コミュニケーションが困難な方相談下さい。ぜひ力になります。



次回はPNF行う予定です。

※PNF 受容性神経筋促通法



作業療法士・理学療法士・言語聴覚士・介護福祉士の職員で開催。

職員一同

「知識を磨き、和を大切にし、愛情豊かな心でその人らしい喜びのある生活を

最大限支えます」


をモットーに熱くリハビリを行っていきます。


※コロナ対策として勉強会前に手指手洗い・アルコール消毒を行っています。

 また園内の換気の実施とコロナウイルスを撃退すると言われている

 オゾンの機器を数台設置し、対策を常に行っております。



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